EARTH ART MOOOVE :アートムーヴァーと呼んでくれ !

TPAFの出版物

EARTH ART MOOOVE :アートムーヴァーと呼んでくれ !

「アートの未来」ではない。「未来のためのアート」を!アート文化の衰退現象を更に加速させるのが、情報文化である。やたら専門家と呼ばれる人がメディアに登場しては、状況分析から科学的データによる予測などについて語る。しかし、予見出来ない未来の前では、誰もが既に理解している事実の再確認程度である。しかし、生存の権利と向き合うアートは、一人一人の未来を見据えている。
アーティストよ、目を覚ませ!「個人の自由」を現実世界で創造・表現することが、アート文化の使命ではなかったか!?
作品至上の信仰者たちよ、一攫千金の投機志向者たちよ、賞狙いの作家たちよ! 寸断され防衛に必死な文化マーケットと、彼らは結託して、文化格差を拡大する。
エリート意識が、最後の生命線かのようにのさばる。一方、生存における格差の拡大で、アート文化からの破綻者は増大する。これは、文明の終末の構図ではないか!?
だから、アーティストよ、累々たる「作品たち」の屍を踏みしだく時の到来を告げよう。
「作品」なら、現実を撃つ強度を持とう!「アート」なら、現実と向き合うアートムーヴに育てよう!
アートムーヴは、全ての人にとっての、生存のロードマップだ!

「目次」
G-day PLAN 路傍のパフォーマンス
Seoul-Tokyo-New York Art Project
Asia Edge アジア・エッジ
水主ムーブメント
水の沖縄プロジェクト
相模湖<水の村>プロジェクト
国際環境アートムーヴ川口
< 80 リットルの水箱>世界水駅伝
水辺の<水奏楽団>
004 アートムーヴのイントロ
010 Art Mooover は語る(1)
343 時間を編むアーティスト・ブック
353 池田一アートムーヴ年表
358 Art Mooover は語る(2)
発行: TPAF

池田一とは、一体何者なのか? 池田一を、今まであった文脈、カテゴリーの中で語れる人は存在するだろうか?それだけ前人未踏の領域を開拓し続けてるアーティストであると言える。何より、彼の特異な中の普遍性を挙げる人がいる。
「多分、他のどのアーティストよりも、池田一は水を表現媒体として使用し、この制御不可能な物質で、全く新しい言語を創造している」(ドミニク・マゾー、USA)。
この指摘は、池田一の重要な一面であるが、彼の活動はその指摘をも越えていくようだ。
国際会議、コミュニティー活動、パブリック・パフォーマンス、インターラクティブなインスタレーションなどを通じて、地球環境への意識改革を推進することに邁進している。Earth Artist アース・アーティストと言われる所以である。歴史的な視点からの評価も、見逃せない。
「標準的なアートの歴史では、初期の1960 年代のランドアートから、大阪出身のアーティスト・池田一のようなエコアートへのシフトについて記述されるだろう」(デボラ・カラゾフ、USA)

コメント

タイトルとURLをコピーしました